Sony WI-1000X ノイズキャンセリングイヤホン
PayPayでMacBook Airを購入してゲットしたPayPay残高でSonyのノイズキャンセリングイヤホン WI-1000Xを購入しました。数ヶ月経ったので、使用感を書き留めておきます。
これまでに使っていたイヤホンはJBL EVEREST100です。1万円代なのでそこそこ良い音でさほど不満はなかったのですが、もう少し良い音で聞きたい+ノイズキャンセリングイヤホンが欲しくなったため買い換える(買い増す)事にしました。音の良いノイズキャンセリングのイヤホンと言う事でBOSE QC30とSONY WI-1000Xの2択になりました。
価格的にもWI-1000Xが37,670円(ソニーストア 2019/3/9現在)とQC30が34,560円(BOSE.CO.JP 2019/3/9現在)でほぼ互角。さてどちらにしようか…と言う事でネットでの情報や実物をみたり試聴してSONY WI-1000Xを選択しました。
理由としては、QC30の故障報告をたくさん目にしたので耐久性が悪いと判断し耐久性でWI-1000Xが勝ち。デザイン面ではQC30は価格の割に素材がかなりプラスチッキーで高級感が感じられなくWI-1000Xが勝ち。ノイズキャンセリングの効きに関してはネット上では圧倒的にQC30が優っている評価でしたが、試聴した場所では差が感じられなかったので互角と判断。音質に関してはQC30の低音の豊かさに惹かれましたがWI-1000Xの方が好みの音でした。
さて、実際に使ってみて数ヶ月経ったので使用感を書き留めておきます。
デザイン
デザインですが一般的なネックバンドイヤホンと同様のデザイン。ネックバンドにクッションが付いていて、首のかけ心地はなかなか良い感じです。外装はステンレスで高級感があります。ハウジングも同様に高級感がありかっこ良い。私はブラックを購入したのですが、SONYのイヤホンらしさで選ぶとするとシャンパンゴールドかもしれません。
ネックバンドに溝が入っているのでコードをしまえます。首にかけたまま食事をする時なんかはコードがぶらんぶらんしていると邪魔ですが、コードをしまえば気になりません。意外と便利!(特にラーメンなんか食べている時!)
WI-1000Xはネックバンドにリモコンが付いているのですが、これが使い辛い…左の手前から再生/停止/再生コントロール・ボリューム・電源となっているのですが、ネックバンドをいちいち触らないといけません。私はApple Watchもつけているので、そちらでコントロールはすれば良いのでさほど困りませんが、イヤホンのリモコンを操作したい人にとってはマイナスポイントかもしれません。
ステンレス部分ですが、使っているうちにちょっとだけ塗装が剥げてきました。ハウジングも同様に剥げてくる可能性があると思います。バッグに入れる際はAmazonなどでハードケースのようなものを買っておくと多少は防げるかもしれません。
ノイズキャンセリングと遮音性
電車内でノイズキャンセリングをON/OFFにして比べると、ノイズキャンセリングがないとこんなに音するの!?って思うくらいノイズは消えます。ただ、全く聞こえない訳ではありません。私はノイズキャンセリング+コンプライでかなりの音をシャットアウトしている方ですが、やはり電車の音は聞こえます。あと、人の声は割と拾うので、カフェで勉強したり本を読んでいる時に隣のおばちゃんがしゃべっているとしっかりと聞こえます。カフェで流れている音も聞こえます。
最初は付属品のトリプルコンフォートイヤーピースをつけていましたが着け心地は良いものの遮音性がいまいちで、コンプライのTX200に変更しました。それでもいまいちだったのでアジアンフィットのTSX200に変更したら格段と良くなりました。コンプライは高いのでどちらを買うか悩みどころですが、まずはTSX200を試す方が良い気がします。
ネックバンドの右にノイズキャンセリングモードの切り替えボタンが付いています。1回押すとアンビエントサウンドモードになり、ハウジングに仕込まれている集音マイクで周りの音を拾ってくれます。車内アナウンスをはっきり聞きたい時なんかポチっと押せばしっかりとアナウンスが聞こえます。レジでの支払い時にアンビエントサウンドモードにすれば、店員さんの声もしっかり聞こえます。
音質
WI-1000XはBA(バランスド・アーマチュア)とダイナミックのハイブリッドドライバーです。一つ一つの音がしっかりと聴こえます。低音の量はQC30の方が豊かですが、質はSONYが上。そして全域における解像度の高さはSONYがかなり上を行っている印象です。ほんとこのハイブリッドドライバーは素晴らしい…
私はiPhoneなので、AACコーデック+DSEE HX(圧縮音源の高音域を補完する技術?)で利用していますが、ハイレゾ音源に対応しているXperiaを使っている人は、コーデックがLDACに対応しているので、このイヤホン一択になるのではないでしょうか。
アプリでの操作
専用アプリを利用すると、環境に合わせたノイズキャンセリングの設定等が出来ます。また、イコライザーも付いていて音質は落ちますが、低音ブーストするとかなりズンズンした音になります。音質が落ちるのであまり使いませんが、たまに低音ブーストを楽しみます。
それ以外もサウンドエフェクトやら音の定位を変更する機能が付いていますが、ほぼ使わないと思います…
音の途切れ
今まで使ったBluetoothイヤホン全てに言える事ですが、電車内などはあまりないのですが、駅の改札近辺なんかは結構音が途切れる事が多い気がします。WI-1000Xも然りです。アプリから音質優先、接続優先(音質が落ちる模様)を選べますが、接続優先でもやはり切れるところは切れます。
ちなみにWI-1000XのBluetoothはVer.4.1です。4.2や5.0のイヤホンだとどうなのでしょうか…
以上、色々と書きましたが買って後悔のないイヤホンだと思います。長期保証も入っていますし、当分このイヤホンで音楽を楽しもうと思います。